音声ファイルの変換／Rip!Audico
まず、音楽やマイク録音などのサウンドデータが、これから使おうとするサウンド編集ファイルで加工できる形式と一致しない場合には、加工できるファイル形式に変換する必要があります。Rip!Audicoを使えば、WMA、OGG、 MP3、WAV形式のファイル間で相互に変換できます。
ここでは、音楽CDからWMPでコピーしたMP3ファイルを、WaveClipperなどで編集できるWAVファイルに変換してみます。CDからコピーしたファイルは、マイドキュメントのマイミュージックのMyRippingというフォルダーに入れてあります。
１） Rip!Audicoを立ち上げます。若葉ウインドウが出ている場合はキーボードで動かすのが難しいのでTABキーで閉じておきます。
２） 変換したファイルを収納するフォルダーが必要な場合はあらかじめ適当な場所に適当な名前でつくっております。特に指定しなければマイドキュメントのマイミュージックのMy Rippingに出力されます。今回の例では一緒に混じってしまいますが。
３） 編集しようとするファイルを読み込むには、Alt→ファイル追加、あるいはAlt→F→Mで取り込みファイルを指定するツリービューが出ますので、この場合にはマイドキュメントのマイミュージックのMy Rippingを指定してそこにある音楽ファイルを指定してEnterします。４個まで取り込めます。
４） 変換したファイルの出力先フォルダーを指定する場合は、Alt→右矢印キー→編集→下キー、あるいはAlt→E→Sで出てくるツリービューで出力先を選択してEnter.
５） 多分、すべてのファイルを変換するでしょうからここで全てを選択しておきます。Alt→右矢印キー→編集→下矢印キーで全て選択を選択、あるいはAlt+A。
画面下のリストビューのファイル名の左端のチェックボックスにチェックが入ります。
６） 変換開始は、Alt→下矢印キー→変換開始でEnter、あるいはAlt→F→G→Enterで変換が開始され、終了すると画面下のリストボックスの左のチェックが外れ、WAV変換の前のチェックボックスが塗りつぶされます。
上の図はこの状態を示しています。これで変換は終わりです。わざわざ説明するほどもなく簡単ですね。変換されたファイルは指定のフォルダー、あるいは指定しなければマイドキュメントのマイミュージックのMy Rippingに出力されます。拡張子が変わっているので変換前のファイルと区別できます。